MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp


開花宣言はしたけれど、川の中から眺める桜の花はさっぱり。
江戸川の水面を吹く風はちょっと冷たかったけど、春がすぐそこまで近づいていることを教えてくれました。
2004.03.28 犬山清史(全国水環境交流会)


まずは陸上で練習をしてから。

■桜はまだかいな?
 今年の開花宣言は18日。川沿いの桜はさぞかし美しいんだろうと江戸川へ乗り込んだのですが結構寒い。漕いでいればいいのですが、止まっていると身にしみます。
 今回はボーイスカウトの青少年が主なメンバー。もちろんはじめてEボートに乗る人も多く、転覆しないか心配する声もちらほら。でも自分で空気を入れて、船の形になっていくのを見て期待もふくらんできます。

■川の利用は十人十色
 カヌーやEボートに乗っているとほんとにいろんな人たちが川を利用しているんだなと思います。「利用」というとかしこまった感じになってしまうけど簡単に言えば川に親しんでいるって言うことになるんでしょうね。河川敷利用まで広げれば今回の川下りの間だけだって、サッカー、野球、釣り、ラジコンボート、ラジコン飛行機、ジェットスキー、ウェイクボード、パワードパラグライダー、和太鼓(!)、サクソフォン、散歩、サイクリング、カヌー・・・などなどあげればきりがないほど。時に異なった利用形態のためにトラブルになることが多々ありますね。カヌーイストと釣り人なんかがいい例です。ここ江戸川の場合は比較的川幅があるので今回はそういうことはありませんでしたがお互いが気を遣って楽しむ必要があるでしょう。Eボートは横波に弱いので(よっぽどのことがない限り横転しませんが)モーターボートの出す波に対しては船の向きを直角にあてなければなりませんし、釣り糸を引っかけないようにしなくちゃならないし。舵取り役も気を遣うんです。

■空を見上げれば
 今回は流れの緩いところを下ったので周りの景色をのんびり眺めながら漕ぐことが出来ました。とはいえ堤防があるので町の様子は見ることは出来ないのですが、人工物が見えないっていうのは川には自然が残っているということを強調することにもなるし、川の上に広がる空の大きさも感じることが出来ます。都心では上を見上げてもビルばっかりなんてこともあるけど、川っていうのはそういう点で自分の小ささを感じることができる数少ない場所なのかもしれません。
 


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緩やかに見えても川の中には障害物が。