MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp



もうすぐ春ですね。

花粉症、桜に卒業式。人それぞれ春を感じるきっかけはあると思います。
私にとって春を感じるのは「解禁」ということば。
普段はワインでしか見ることのないこの単語が釣り人にはたまらない響きを持っているのです。

2006年2月28日 犬山清史(全国水環境交流会)


神川は人気の高い釣り場ですから人も多かったです。
なにに春を感じますか?
 暦は春でもまだまだ寒い今日この頃。例年にない寒さで梅の開花は例年より遅めでしたが、桜は3月末には開花とか。少しずつ各地から春の便りが届いていますが、釣り人にとって春を感じるのは渓流釣りの解禁。地方によって違うのですが関東近辺では3月1日が解禁日というところが多いようです。
しかし、少しでも早く川に入って魚たちの顔を見ていたいというのが釣り人というもの。幸いにも長野県の一部の河川では2月16日解禁となっています。これは行くしかない。そう思った私はもしかしたらという予測のもと、スタッドレスタイヤを履いたままの車で信州を目指したのでした。

みんな考える事は同じ
 土曜日、まずは千曲川水系の神川に入る事にしました。なにしろ一度も入った事のない川ですからポイントもなにもわかりません。とりあえず車で偵察開始。すると土曜日という事もあって釣り人が沢山います。これは厳しいけどなんとかなるだろうと近くの運動公園の駐車場に車を止めて川にはいることに。アクセスの良さも人気の高さと比例していると思うのですが、準備をして釣り始めた最初のポイントで25cmぐらいのイワナがヒットしました。これは今日は調子がいいかもと思い、川の中を釣り上がっていきます。途中、他の釣り師のじゃまにならないよう迂回しながら移動しましたが当たりはナシ。水温6度と少し冷たかったのですが、久しぶりの川歩き。水音を聞きながらの釣りはほんとうに楽しかったです。

山の上はまだ冬
 翌朝、4:30に早起きして違う川に行こうと思いましたが途中で雪交じりの雨が降ってきてあきらめる事に。以前から目を付けていた千曲川の本流に行ってみる事にしました。写真は前日撮ったのでいい天気ですが、朝から本降りで水も濁って来ていたので少しだけ釣って(釣れず)あきらめてホテルに戻りました。予報では1日中雨という事でしたので釣りはあきらめて戸隠へおそばを食べに行く事にしました。
 善光寺の脇を通り、少しずつ標高が上がってくると雨は雪に変わってきました。そのうち路面全体が雪に覆われ、まわりは雪だらけ。スタッドレスでよかった。道はアップダウンがきついし。なんとか目的のおそば屋さんにさんに到着。辛み大根の冷たいおそばを頂き、外へ出るとすでに車の上には雪が積もっていました。これは早く帰らないと大変、早々に山を下りました。

初めての雪の中の釣り
 前日はかなり降ったので千曲川の本流は真っ茶色でした。これは今日は釣りにならないかもと思い、なるべく濁りのない上流を目指しました。濁りが無くても雪代が多いとこれも困るのですが、なんとか釣れそうな川に到着しました。雑誌などで「解禁当初は雪の中の釣りもある」とは見た事があるけど宇原川にはずいぶんと雪が残っています。いい経験と釣りを開始。水温は4度。ここまで寒いと魚も動きたくないだろうなと小さな落差工が続く川にルアーを投げ続けます。川沿いの雪はまだ所々深く、気を抜いていると腰まではまってしまいます。気温は氷点下、指はかじかむし、ネットはバリバリに凍る中がんばっていると小さいながらもヤマメがヒット。もしかして爆釣?と思いましたがお昼までがんばってもこの1匹だけでした。

今年も釣りを通じて
昨年は釣りをしながら各地の川を巡る事が出来ました。初めての川を見て、川に入る事が出来るのはほんとうに楽しいです。今年も水がき交流プロジェクトやエコ釣ーりズムを通じて各地の川をレポートして行きたいと思います。みなさんの近所に「こんないい川あるよ」という情報があれば是非教えてください。

<フィッシングデータ>
ロッド:ダイワ シルバークリークNステージ ST-60L
リール:ダイワ ルビアス2004
ライン:バリバス スーパートラウトアドバンス 4lb
ルアー:スミス D-コンタクト50
問い合わせ
神 川:上小漁業協同組合 0268-22-0813
宇原川:千曲川漁業協同組合 026-245-2136


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大物がテトラについていそうな千曲川。でもいなかった・・・。

戸隠は大雪。おそばを食べている間にも車に雪が積もっていました。

やっぱり雪の中の釣りはきついです。
悪コンディションの中、なんとか出会えたヤマメ。