MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp



渓流初挑戦!?(全国水ガキ交流プログラム2006 in 加治川)

昨年の夏井川(福島県)へも東北の参加者を引率して参加しましたが、本命のヤマメを釣り上げたのはごくわずか。しかも釣ったのは経験者ばかり。今回の東北代表の腕前は? なんと全員が渓流初挑戦!

2006年 5月18日 菅原 正徳(特定非営利活動法人 水環境ネット東北)


大人の方が心配
新潟の参加者は?
私は平野部の田園地帯で育ったため、小さい頃の釣りといえばため池での“フナ”ばかり。しかし今回のフィールドは上流部に位置するため、「きっと小さい頃から渓流釣りをしてるんだろうなぁ」と考えていましたが、地元からの参加者に聞いて見ると、全員がきっぱり「釣り?したことありません」。大丈夫なのだろうか?不安がよぎります。

名ガイド
この時期は山に積もった雪が溶け出し川に注ぎ込みます。冷たい水は魚達の活性を下げ、餌を見つけてもなかなか口を使わなくなります。それを狙う方はというと・・・。どうしても明るい兆しが見えません。しかし今回の唯一の安心材料が川を案内していただくNPO法人渓流再生フォーラムの西方さんと渡辺さん、釣り暦数十年の名ガイドです。しかし参加者は7名。夏井川の経験から、初心者は頻繁に根がかりさせるため、ガイド一人当たりの参加者は少なければ少ないほど良く、特に今回は絶対に釣って欲しいということで、さらに各班にスタッフが付きました。しかしこちらは渓流釣りからしばらく遠ざかっていた方や渓流歴2年目の私、更には参加者同様初挑戦などなどの迷ガイド達です。

釣果は如何に
初日は、なかなか感覚がつかめないようでほとんどの参加者が大苦戦、餌付けも振り込みも立ち位置もどうしてよいのか困惑している様子で、結局釣り上げたのは2名だけでした。二日目。前日の夜に渓流魚の習性やそれに合わせたポイント選びを学んだ参加者は、前日までの様子とは違っていました。何よりも仕掛けを川の流れに合わせて動かす技術が格段に上がっています。昨日までは餌が水中のどの辺を流れているかを全く無視した釣りをしていたのが、流れの速さにあわせてきちんと竿を動かしているのです。その成果もあり状況が良くないながらも、前日とあわせ7人中5人が魚を手にすることができました。私が付き添った2人もヤマメを手にすることができ、ホッと一安心。釣り上げた瞬間の「うそ!釣っちゃった!!」という興奮の表情から次第に笑顔になり、そして愛でるようにじっと魚を見つめているのが印象的でした。
管理釣り場や放流魚ならともかく、厳しい条件下で天然モノを釣り上げた子ども達には「本当に渓流初挑戦!?」と驚かされたのと同時に、これからますます立派な水ガキに成長して欲しいという希望が大きくなりました。

参加者の皆さん、お世話になった皆さん、本当にお疲れ様でした。


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