MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp



無理だろうなあ(全国水がき交流プログラム2006 in 加治川)


小中学生が渓流釣りなんてちょっと無理でしょう。地元のNPOスタッフもそう思っていたそうです。

2006年 5月16日 永野 修(NPO法人 加治川ネット21


かなりの増水です
釣れるわけないかと・・・
「無理だろうなあ」と思いました。
「小学生が加治川本流で渓流釣り?大人でさえも難しいのに。」
「第一川の中を移動する時はどうするんだろうか?増水した川で長靴なんて全く意味がないし。」ということで、イワナやヤマメは釣れず、最終的には岡田の淵あたりでウグイを釣って誤魔化すことになるのかなと思い、ウグイを釣る仕掛けをこっそり用意してました。

まさかの釣果
 しかし、釣れたんですこれが。
 参加した7人の子供のうち、なんと5人がイワナもしくはヤマメを釣りました。
 場所は姫田川の上流部。13日土曜日の午後から、「全国水がき交流会in加治川2006」がスタートしました。
 「水ガキ」とは、川や水辺でたくましく遊びながら、水辺の生き物や水の大切さ、自然の大切さを学ぶ子供達の事。
 全国水環境交流会の犬山さんが提言した言葉です。(事務局注:最初にこの言葉を使ったのは私ではありませんが)
 東京、仙台、そして新潟と全国を代表?する水ガキ(元水ガキ)がそれぞれ渓流竿を手に、雪シロで流れが強くなった姫田川にチャレンジしたのです。
 竿は事務局が用意し、仕掛けはNPO渓流再生フォーラムの西方さんが用意してくれました。
 天気予報では二日間雨に降られると思っていたのですが、幸い一時的なパラツキだけで、ほとんど濡れずに二日間を過ごすことができました。
 ほとんど釣れないと思っていたのですが、二日間で10匹以上の釣果。
 渓流釣りをやったことがある人なら分かると思いますが、これは本当に素晴らしい釣果です。それも経験者だけが釣るのではなく、子供達に釣らせたのですから。管理釣り場ではなく天然の川で。

釣り師にとってマス族は特別の存在
 思いが実現させた釣果です。子供の「魚を釣りたい」という思い。そして大人の「釣らせたい」という思い。それは両者共に川を、自然を愛する気持ちが根底にあったからこそ実現できたのだと思います。
 およそ、川遊びをする男達にとってマス族の魚は特別の存在です。
 自分の力でマス族の魚を手にしたその日。世間で言う成人式よりも価値のある一日であり、生涯忘れない記念日となるはずです。
 その時の川の風景、水の冷たさ、そして魚をつかんだ感触。
 子供達に一生涯忘れないプレゼントをしてくれた水環境交流会の犬山さん。仙台からわざわざ来てくれた水環ネット東北の菅原さん。渓流再生フォーラムの西方さん。渡辺さん。 本当にありがとうございました。


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ギリギリサイズのヤマメです

仕掛けの世話も大変です

大人も夢中になっての釣り