MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
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尺魚がいっぱい?

マス族を狙うアングラーにとって、「尺」は自慢出来るかどうかの基準サイズであります。普通に尺サイズがいるという益田川水系。まんざら冗談ではなかったのです・・・。

2006年 7月18日 犬山 清史(全国水環境交流会)


降り続く雨で増水気味の川
話半分できいていると
「ここらの川には尺の魚は普通にいるよ。このまえもここの上流で尺ヤマメを釣ったよ。」というのは旅館のおじさん。部屋でテレビを見ていたら「郡上(八幡)かな、こっちの方が水はずっときれいだし、魚も多いね。」と食事を持ってきてくれた仲居さん。いつもならほんとかなあ、郡上はほんとにきれいないいところだったけどなあと半信半疑に話を聞くところですが、今回は違います。だって、この話を聞いたのは私が尺イワナをあげた後のことだったから。

濁りと増水のコンディションの中で
夜中の中央高速は長野から岐阜に入ると雨が一層強くなってきました。ここ数日は雨が降っていなかったので釣りにはきついだろうなと思っていたのですがこれはちょっと降りすぎだなあ。下呂に着いたのは午前3:00。朝が来るまで少し仮眠。目が覚めて明るくなったので益田川本流を見るとすでに川は濁り始めていました。雨はやむ様子はないし、こういうときのお決まり、水の澄んでいる支流の上流を探すことにしました。
今回目を付けた川は下流では濁りが強いものの、上流はなんとか釣りが出来るようです。渓流というより里川という感じ。山間河川でないので思いっきりルアーを投げることが出来ます。とはいえ水は多く、魚が釣れそうな感じはありません。まあやってみるかと流れに強いルアーを流すと数投でヒット!流れの中から出てきたのはなんだこりゃ?体に模様もないし、と思ったのですがイワナでした。私にしては珍しくサイズを測ってみると31cm!見事尺越えでした。自分自身この状態で釣れるとはびっくりしました。あとできいたことですがこの川にはハヤやオイカワといったイワナ・ヤマメのエサになるような魚はあまりいない(釣れない)とのこと。ではこの魚たちはどうやって大きくなってきたのでしょうか。ちょっと不思議な感じです。
その後移動してアマゴ25cm、イワナ20cm強と釣り上げてそろそろ危険になってきたので納竿。数は釣れませんでしたが、いいサイズの魚に会うことが出来て満足でした。
夕方、釣りが出来そうな川を探しながらちょっとだけ竿を振りましたが魚の反応はナシ。それでも雨がやみ、空も明るくなってきたので少し早めの就寝となりました。

降り続く雨と濁流
翌朝、雨がやみ水位が下がっていることを期待して目を覚ましたのですが実際は全く逆。部屋から見える小坂川はみるみる増水し、町内の放送では通行止めの箇所がでてきたということ。このままでは帰れなくなってしまう、と朝食を済ませて急いで下呂をあとにしました。
久しぶりに見る濁流、さすがにこの状況で釣りをするひとはいないと思いますが久しぶりに身の危険を感じました。
ここまで来れば誰も川には近づきませんが、遊んでいる途中で少しずつ増水してくることもあります。見た目以上に流速が早いこともありますので、引き際が大切ですね。

<フィッシングデータ>
ロッド:スミス TRBX-56MT
リール:ダイワ セルテート2004 フィネスカスタム
ライン:バリバス スーパートラウトサイトエディション 4lb+フロロリーダー
ルアー:バスデイ ドリフトトゥイッチャー50S
問い合わせ
益田川漁業協同組合 0576−52−1035

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イワナ(上)とアマゴ(下)


こんななときは絶対に
川に近づいてはいけません