MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp



「ダム下」というところ
ダムが出来たことで魚が釣れなくなってしまったという川が多い。相模川水系中津川の上流に宮ヶ瀬ダムが完成したのは平成12年。この川ではもう渓魚との出会いはないのでしょうか。

2007年5月26日 犬山 清史(全国水環境交流会)



淵と瀬が適度に現れる


水量、水質ともなかなか


釣れたのは充血ヤマメ

■水ガキ優先
 ここ数日間、関東地方ではまとまった雨がなく、川にも水がないんだろうな〜とぶらぶら中津川を覗いてみると意外にも水はある。今まで行ったことがない区間もあるしやってみようかと車で河原に下りる。するとそこにはたくさんの先行者が・・・。これでは釣りにならないと思うところですがその先行者はバーベキューの家族連れと中学生?の水ガキども。ここにはいい感じの淵があって、釣りはじめとしては最高のロケーションなのですが今日ばかりは水ガキ天国。続けざまに淵へ大声を上げてダイブしています。「ここはダメだな。」ウェーダーを履いてそそくさと上流に向けて歩き出しました。

釣れたことがなかった
 私が「ダム下」と呼ぶ愛川町半原付近は宮ヶ瀬ダムの完成によって大きく河川環境が変わった場所なのかもしれません。しかし、私はダムの出来る前の中津川を知りません。だから今の川を見て想像することしかできいないのです。
 しかし、少なくとも今の川を見る限り水量が極端に少ないとか水質が悪いとかを感じることはありません。ただ、ダムによってフラッシュがコントロールされ、渇水時には細かい砂や泥が石を覆い、滑りやすくなっていることはなんどかありました。それでもこの日に限っては先週末釣行した広瀬川にはかなわないけどヤマメが棲息するには十分な環境だと思いました。
 といっても私にはこの区間での結果はかんばしくなく、いつも苦渋をなめてきました。今回もまたボウズか・・・と思いつつ実釣開始。初めに出てきた瀬尻からアップ(上流に向かってルアーを投げる釣り方)で釣り上がっています。水の色、押しの強さ、底石の入り方、始めて入る区間ではありますが改めて気軽に来られる川にこんないい場所があるのを見つけて得した気分。でも魚の反応はナシ。真っ昼間だし、しょうがないけどやっぱり魚の顔が見たい。そこで釣りをダウン(下流に投げる)に変更し、底石の裏側をなめるようにルアーを入れるとヒット!銀色?ニジマスかなと思って寄せてくるとヤマメです。やった、いました。この区間での初ヤマメとなりました。目が充血しているの原因はわかりませんがスマートなカッコいいヤマメでした。
 その後、上流釣り上がりますが浅瀬が多く、鮎釣りに向いているという印象。この日はこれ1匹で十分。1時間ほどで終了しました。

■実は大物情報が
 この宮ヶ瀬ダム下の区間、最近雑誌等でスーパーヤマメが釣れると話題になっています。そのため、昨年と比べても「こんなにいるの!」っていうくらい釣り人がいます。特に鮎釣りが解禁する6月1日直前は餌となる稚アユを食べて大きくなった魚がねらえるのですがそう簡単には釣れるものではありません。漁協による放流もニジマスをやっているようですがヤマメには力を入れていません。
 それでもここは私にとって一番近い「ヤマメの川」。サクラマスが釣れたととの情報もあります。今シーズン、もう何回かお世話になることになりそうです。

<フィッシングデータ>
ロッド:
ufm サーフェイストゥイッチャーSTS-56i
リール:ダイワ セルテート2004フィネスカスタム
ライン:バリバス スーパートラウトアドバンスVEP4lb
ルアー:スカジッドデザインズ チップミノーS他

問い合わせ
相模川漁業協同組合連合会 046-256-4141


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