MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp



二度あることは三度ある(仁科川)
 
梅雨入りが発表されたのに雨は降らず、渓流もカラカラの厳しい状況。しかし、前回逃げられたあの魚を釣りに、行かないわけにはいかないのです。

2007年6月19日 犬山 清史(全国水環境交流会)



渇水、カラカラです。


タフコンの中の尺上アマゴ


もう夏の気配


下流部は鮎釣りシーズン

■逃がした魚
 「逃がした魚は大きい」というのは釣りだけに限らないことですが、やはり釣りの世界ではしょっちゅうあることです。「あの淵で大きな魚をかけたのに」とか「あそこでドスンと喰ってガバ〜と出て・・・」というのは釣り人の口癖。しかし、ネットに入れてこそ釣り上げたと言える、それが釣りというものです。
 そんなわたしも今年になって同じ川、同じポイントで大物を逃しています。その大物もそろそろ釣るのが難しくなってきました。今シーズンのラストチャンス、雨が少ないとはわかっていても足は川に向かってしまいます。

三度目の正直、ならず
 「この前支流でいいサイズが結構あがりましたよ。」と仁科川漁協の理事も務める民宿辻道の良ちゃんからの電話。それは雨の後だからだよと思っていたのですがそう聞くといてもたってもいられず日曜日の西伊豆仁科川に。早起きして今まで二回大物をかけて逃がしたポイントへ。前回の反省からライン(糸)は強く、フック(針)かかえし付きのものに変更し、準備は万端。後は魚がかかってくれるのを祈るだけです。まわりが明るくなるのを待って川に入ります。川の様子が見えてくるとかなり水が少ないことに気付きます。今回は無理かなとキャストを繰り返すこと数回。ルアーの後ろから大きな波(オーバーかな)が押し寄せてきます。来た、来た、そしてルアーをひったくり走ります。大丈夫、ドラグの調整もばっちり。しかし、またまた魚は外れて流れの中に・・・。見事にフックが伸ばされていました。恐るべし謎の巨大魚。来年こそは釣ってやるぞ。宿題を抱えたままポイントを変えることにしました。

起死回生の尺アマゴ
 下流域は鮎釣り人が多いので、支流と上流を攻めますが釣れるのはチビちゃんだけです。やはり渇水時は難しいのでしょうか。おなかもすいてきたので宿で朝食を食べようと戻りましたが近くにいくつかポイントが残っています。いつもハヤしかないところですが試しにやってみたら・・・なんと大物がヒット!かなりの引きです。背中が黒い?養魚場から逃げたニジマスか?いや尾びれが赤いぞ、アマゴだ。慎重に慎重に取り込むと32センチの美しい仁科アマゴです。さぞかし放流した鮎をたくさん食べたのでしょう。体高もある立派な魚でした。朝一で大物をばらしているので喜びもひとしお。おいしく朝食を頂きました。

■夏に向かって
 このレポートを書いている火曜日も雨が降る様子はありません。この梅雨は空梅雨と言われ、山間部の降雪も少なかったため人間にも魚にも厳しい状態が続きそうです。豪雨、洪水も困りますがやはり梅雨には雨が必要。自然とのつきあい方は難しいというのを改めて感じています。

<フィッシングデータ>
ロッド:ufm サーフェイストゥイッチャーSTS-56i
リール:ダイワ セルテート2004フィネスカスタム、 セルテート1503
ライン:バリバス スーパートラウトアドバンスVEP3lb、5lb
ルアー:スカジッドデザインズ チップミノーS、工房青嶋 RYU他

問い合わせ
仁科川協同組合 0558-52-0830
清流山里の宿 辻道 0558-58-7126

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