MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp



関東に、名川あり
 
川の日ワークショップ関東大会の翌日は関東の名川の代表ともいえる多摩川上流部に出かけました。

2007年11月 11日 犬山 清史(全国水環境交流会)













水の色がわかりますか?


貴重な1匹




紅葉の多摩川本流
■元気がない?関東の川
 毎年7月に開催される「川の日」ワークショップ。全国各地の川で活動する人々が集まり、熱い議論が昼夜問わず繰り返されるのですが、関東の川は元気がないと言われることが多いのです。代々木で開催されることが多いのに参加数も遠方の参加者が多いのは確かでしょう。各地で開催されているワークショップの地区大会も大変盛り上がりを見せています。北海道から九州まで、多種多様の内容と熱気は全国大会も負けていません。東北は今年で8回、北海道でも6回を数えます。
 その点、10日に開催された関東大会は3回目。まわりに比較すると若輩者ですが、今回発表した15団体の内容は変化に富んだもので、夜の屋形船での懇親会まで熱い議論が展開されたのでした。

■意外な穴場発見
 本州での釣りは終わったと思い、北海道まで出かけたのですが、実は都内にまだ自然の川で渓流釣りが出来る場所がありました。羽村堰から奥多摩湖下までの奥多摩漁協管轄のエリアでは年内はニジマスに限り釣りが可能です。確かにヤマメやイワナも釣れてしまうことがあるかも知れないけど基本的にリリースだから問題はなし。ニジマスということで放流魚が対象なのですが何より合法的に竿がふれるというのはうれしいことです。
 そんなわけで早朝出発、眠い目をこすりながらまずは軍畑大橋近辺に到着。しかし川を見ると真っ白に濁っています。少ないながらも先日から雨が続いていますので仕方ないことですがちょっとショック。上流に発電所の放水口があるのでその上の区間なら大丈夫だろうと移動しますが状況は変わらず。水量が少ないだけで濁りは入っています。それでもここまで来たのだから少しぐらいやって帰ろう。車を止めて静かな川に降りたのでした。

■紅葉とニジマスと
 こういう日のルアーは派手目の色を選択するのがポイントです。まずは橋から下流に向かってきますが反応はありません。川底が見えないので水深や川底の状態がわからないのです。それに瀬を渡るときにも川底が見えないとかなり怖い。いつもより慎重に移動します。
 下流に反応がないため上流方向に変更。水は濁っているものの紅葉の中、しかも誰もいない(釣れないから誰も来ない?)川は自分だけのもの。すると左岸側に支流からきれいな水が入っている場所があります。こういうときには少しでも水の澄んだ場所に魚はついています。写真を見るとその場所がわかると思うのですがここに黒金のミノーを打ち込むと・・・やっぱりいました。サイズは20センチちょっとですがヒレの回復しつつあるきれいなニジマス、今回の本命です。ああ、よかった1匹とボウズでは全然違いますから。その後、日原川との合流点付近に入りましたが魚の気配はなく、引き上げることにしました。
 始めて本格的に釣り入った多摩川上流部。予想以上に谷が深く、自然のままの姿が残っているとの印象を受ける一方、発電所の取水と放水など人間の営みによる影響も強く受けていることを感じました。それでも関東を代表する名川、一度来ただけではその魅力を理解するには足りないようです。
 
<フィッシングデータ>
ロッド:アングラーズリパブリック ジェイドミラー JCGS−60L
リール:ダイワ セルテート2004フィネスカスタム IOSファクトリーチューン
ライン:バリバス スーパートラウトアドバンス VEP4lb
ルアー:タックルハウス バフェットS55

問い合わせ
奥多摩漁業協同組合 TEL 0428-78-8393


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