MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp




気になる川
 車や電車の車窓から見える川の景色。あっという間に行き過ぎてしまうけど、家に帰って地図やネットで調べてみると実は楽しそうな川だったりして後で後悔することもしばしば。だからおもしろそうな川を見つけたら寄ってみるのが大切だったりします。

2008年4月28日 犬山 清史(全国水環境交流会)


どこで衣装手に入れたの?


いい雰囲気の里川ですが…



カードレール越しの気になる川




予想に反して?美しい渓相






西伊豆には似合いませんね

■鉄ちゃんブームの先駆け?
 第4回「川の日」ワークショップ。個性派揃いの発表の中にひときわ目立つコスプレ?発表が。その名は「川の時刻表」、北海道を走るJR特急電車が出発してから何分後に川を渡るかを調査した時刻表です。思わず「なるほど!」と膝を叩きたくなるすばらしいアイデア。
 確かに電車に乗っているとあっという間に川を渡ってしまい、看板も見えません。しかしこれがあればおおよそ次はあの川かな、この川かなあと旅の楽しみも増えますね。
 電車にしろ車にしろ、こういう気になる川ってありませんか。電車や高速道路では難しいのですが釣りの途中ならちょっと車を駐めて川に入ってみることが出来ます。もしかしたらそこはパラダイスかもしれません・・・。

■気になる川ファイルその1〜狩野川水系年川
 遊びに行った帰り道、伊豆の山間部を走っていると田んぼの中に川が見えます。小さな、両側に護岸の入ったなんの変哲もない川。実はこんな川に大物がいるんじゃないのと密かな期待をしながら車を駐めてあぜ道をトコトコと川へ下りる。水も多く、水質も悪くない。ちょっとした淵を見つけてルアーをキャストするも反応なし。2度、3度、やっぱり同じ。次のポイントを目指して上流へ。小さな堰堤の落ち込みではかするような当たりでフッキングせず。きっとアブラハヤだな。川通しに歩けないので玉石積みの護岸をよじ登り、川沿いを歩く。
 ほどなくして岩盤がえぐれたポイントを発見。ルアーをキャスト、キャスト、キャスト。やっぱり反応なし。ん〜、私の目に狂いはあった。気になる川だったのになあ、残念ながら釣行リストから外れてしまいました。

■気になる川ファイルその2〜狩野川水系大見川
 
雑誌等で大物が釣れると紹介されているこの川。修善寺駅付近で狩野川本流と合流するこの水系で一番大きな支流です。途中発電所があり、大物の実績があるのはその下の区間。底石が入った瀬があり、活性の魚が入りそうな場所であります。
 ガードレール越しに見ていた川ですが今年は何度か竿を振ってみました。が、一切反応なし。ここ数日はいい情報もあるので近々挑戦したいと思います。


■気になる川ファイルその3〜狩野川水系持越川
 
以前、車で通ったときちょろっと見えたこの川。狩野川本流との間の距離が長く、ポイントも多いと思うのですが普段は水が少なく、堰堤も多いので上から眺めているだけでした。この川には銀山があり、以前は鉱毒で奇形の魚が釣れたという話も聞きましたが近年では漁協の放流もあり、釣り場として人気があります。
 今回私が入ったのはその鉱山の上流。車が止まっていないようだったので期待しないで入ってみました。入渓点は大きな淵があり、子ども達が夏遊ぶように大きくハングした木にはロープでつくったブランコがあります。まあとりあえずと上流からルアーを投げるといきなり大物が追いかけてきます。しかしじゃれつくだけで水の底に戻っていってしまいました。その後何度もルアーを投げるも反応なし。このポイントじゃスレているんだろうとあきらめて上流へ向かうことにしました。
 期待しないで入ったこの川、結構魚が多いのです。サイズは20〜24cmなのですが「いるところにはいる」という感じで、ポツポツと顔を見せてくれます。何より川が美しい。ナメ床あり、大石あり、新緑のトンネルありと川歩きを楽しみながら2時間で二桁の魚と出会いました。
 初心者にも入りやすいところですので、入門用に連休あたりいいかもしれませんね。

■気になる川ファイルその4〜仁科川
 
私のホームグラウンドとも言うべきこの川。最近は雑誌やネットで紹介されて釣り人も増えていますが、その中でアマゴ以外の魚が釣れているとの話を耳にするようになっています。
 もともと伊豆半島にはイワナはほとんど生息しないということもあり、釣りの対象となる鱒族はアマゴということになります。漁協でもアマゴの稚魚しか放流していないので変わった魚が釣れるわけないのですが、最近話題になるのがこのブラウントラウトです。ヨーロッパ原産のこの魚がなぜ西伊豆に?と思う方も多いかと思いますがこの川沿いにはマス釣り場に出荷する魚を育てる養魚場や釣り堀があり、そこから逃げ出した魚と思われます。引きも強いし、釣って楽しいと思うのですがやはりこの川ではアマゴが釣れることを願います。
 

レポート&コラム トップページへ