MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp



<全国水環境交流会通信 From U.K. 第8号〉
27th July 1998
 全国水環境交流会の皆様、こんにちは
 日本はかなり暑いようですね。こちらは冷夏で朝晩はかなり寒く、昼間でも最近は長袖を着ていることが多いです。よく考えれば緯度はかなり上ですからあたりまえかも知れませんが、こちらのひとにしてみてもこの夏は少しおかしいということです。
 話は変わりますがやっと携帯電話を手に入れることが出来ました。通信もこれでやっています。とても便利ですが帰ってカード会社からの明細を見たくないですね。そうもいっていられないので今回もいくつかのレポートをお送りします。

(今回のお知らせ)
■1.Johannaからのお願い
■2.Weir Construction
■3.Pudsey Beck Walk
■4.Meanwood Valley Urban Farm Visitors' Environment Centre Project
■5.今後の予定
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■1.Johannaからのお願い
 近所のKirkstall Valley Nature Reserveでは現在ビジターセンターの建設を考えています。環境教育を主な目的な目的としたもので教室3室から4室、展示室などを含んだ規模の大きなものになるそうです。さて、ここで働くMrs. Johanna Mawsonより日本でのこうした事例について皆さんに聞いて欲しいとの要請を受けました。
 日本での事例、どのような設備や利用プログラムがあるのか、どのようなコンセプトでやっているのかなどが知りたいそうです。写真などがあれば一番なのですが、手間がかかりますので、何かいい事例あるいは皆さんが関わった事例などがありましたら教えて欲しいとのことです。
■2.Weir Construction
 7月21日、22日に渡ってKirkstall Valley Nature ReserveでのWeir Constructionに参加しました。Weirというのは日本語では堰という意味ですが、川にある大きな堰というものではなく、これまたカーペットとライナーでつくった池(水質浄化用植物を植えたもの)の水をせき止めて、あふれる水の量をコントロールしようというものです。作業は至って簡単で、溝を掘って厚めの(20pぐらい)の板を設置するだけなのですが、重機を使わないのに加えて、かつてここは発電所あったためレンガや石がたくさん出てきて大変な作業になってしまいました。作業は23日も行われましたが未だに完成していません。
 今は学生が夏休みに入っているため、沢山のボランティアのメンバーが参加しています。身近に参加できるイベントがあるのはうらやましい限りです。今回も6,7人の学生が参加していました。このNature Reserveの所有者はYorkshire Wildlife Trustでこの作業をしているHollybush Conservation Centre(BTCV)にお金を払っています。トラストがトラストに支払をするというシステムです。金額はその作業内容によるそうですが、以前お伝えしたEast Keswick Marshのように1日いくらという計算で年間委託のような形のものもあるそうです。トラストがトラストに委託するのだから税制面での優遇は大きいのでは?
■3.Pudsey Beck Walk
 7月21日(火)、Eye on The Aireのイベントに参加しました。またも午後7:00からの見学会です。Leeds市街からバスで30分ほどのところですが、少し早めに行ったつもりでしたがすでに多くの人が集まっていました。結局30人以上の人が集まりましたが、その半数以上がどうみても60才以上の人たち。この日は2,3マイルアップダウンがある丘陵地を歩きましたが、その元気なこと。私でさえかなりきついのに彼らは平気な顔で歩いています。イギリス人は基本的に歩くことが好きなようですが、それにしてもこれは驚きです。また家族連れも多く、いつも参加している犬もいました。この日は丘陵地の谷間を流れる小川に沿って2時間ほど歩きましたが、特に変わった改修や工事が行われたというものではなく(ほとんど手が加えられていない川なので当然!)、「みんなでかわを見て歩こう」といったのりのものでした。
■4.Meanwood Valley Urban Farm Visitors' Environment Centre Project
 7月22日(水)、Leeds市内の牧場に新しく建設中のビジターセンターの見学会に行って来ました。ここにもスナックとジュースやワインが用意されていました。イギリス各地にある都市住民に牛やブタ、羊などにふれてもらうための牧場の1つで、National Lotteryの助成を受けています。すべてではありませんが、材木、床材、石、レンガなどはリサイクル素材で、同じ形のものを探すのが一苦労だといっていました。床材は大きな家を壊したときのものだそうです。トイレはコンポスト、屋根は芝で覆われています。わたしは建築が専門ではありませんが、どう考えても日本の建築基準は通らないような構造をしています。環境学習用の教室が2部屋と展示室などが用意されるそうです。
■5.今後の予定
予定は未定ということではっきりはしていないのですがだいたいこんな事を考えています。
7月
27日 Hollybushのスタッフに日本の川のスライドを見せる
28−30日 Natural Step Construction (BTCV)
8月
10,11日 River Ocean Research & Education 訪問 
http://www.gn.apc.org/rore
又は
9日−15日 水と環境に関する国際会議 (Ireland)

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完成したweirをみんなで眺める。自画自賛。

犬も一緒に川の観察。

こんなかんじに出来るそうです。