MIZUKAN
National Association for Local Water Environment Groups
http://www.mizukan.or.jp




美しい水辺の町、ベルギー・ブルージュ。

オランダ、ワーゲニンゲンの町を眺める。
<全国水環境交流会通信 From U.K. 最終号>
全国水環境交流会各位
27th September 1998
皆様お元気でしょうか。友人からのメールによると日本もそろそろ涼しくなりはじめているとか。あまり天気のいい日がなかったそうで、世界的な異常気象の一端なのでしょうか。オランダ・ベルギーを旅行していたため通信が1週間空いてしまいましたが、簡単に私の感想などを述べさせていただき、イギリスからの最終号にしたいと思います。オランダではSBNLという農村環境の改善を中心に活動するNPOから話を聞くとが出来ましたが、今回は割愛させていただきます。ちなみにオランダ人は高齢者以外はほとんどの人が英語を上手に話すことが出来、担当者の方、農家の方もみんな英語で説明してくれました。地面よりも高いところを流れる運河や見渡す限り山が見えない真っ平らな景観はイギリスのそれとはまったく異なるものでした。
 早いもので9月も末になり、私も日本に帰らなければならない日が近づいて来ました。Leedsという産業革命期に発展し、環境問題を含めた様々な社会問題を抱えたこの町は、イギリス人の環境に対する意識を学ぶいい舞台となりました。様々な市民団体やトラストを訪問しましたが、とっつきにくいと言われるイギリス人ですが、どこでも熱心に彼らの活動を紹介してくれると共に、今後も協力関係をとっていきたいといううれしい言葉をもらいました。
 今回のイギリスでの滞在はイギリスから学ぶだけでなく、日本の市民運動のすばらしさを改めて見直すいい機会になりました。ここでは(友人によるとオランダでも)シンポジウムなどはそれほど多くはなく、あっても学会などの参加者を限定したものです。全国的な、あるいは流域を視野に入れた市民運動というのもそれほど見あたらず、社会背景が違うとはいえ、日本の市民運動もまんざらではないなと、いや世界に誇れるものであると感じました。
 さて、北海道大会が近づいて来ましたが、私が参加する分科会ではこのE-Newsを含めた情報に関する議論が予定されています。このニュースは「NPO活動のなかで情報はどうあるべきか」という問題の一つとして試験的に始めて以来、2年の月日が経ってしまいました。十分な議論もないままずるするとここまで来てしまいましたが、メーリングリスト化を含めて今年末には「新生全国水環境交流会通信」をお送りすることができると思います。
  私のイギリスからの報告はいかがでしたでしょうか。少しでも皆様の活動のヒント
になりましたか。
 それでは、北海道で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

犬山清史(全国水環境交流会通信 from U.K.)

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